ついに、新型アルファードの2023年モデルに試乗することが出来ました。画像や動画も含めて、正直な感想をお伝えしますね。
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今日は、新型アルファードの2023年モデルについてお伝えしますね。
新型アルファードに一目惚れ
私は初めて新型アルファードの現車を見た時、本当にカッコ良いと思いました。まず、ライト周りは他のトヨタ車にはない新しさを感じませんか?
3眼LEDヘッドランプは30系と変わらないのですが、デイライトがカッコ良過ぎです。今回、購入を決めた理由もライト周りに一目惚れしたからなんですよね。
40系はヴェルファイアが良いって人が多いですが、私はアルファードが1番です。
普通にカッコ良い!
新型がいつも通り買えないと聞いて、慌てて発売日に注文を入れました。
ただ、ずっとアルファードに乗ってたので今回も注文したのですが、実際に試乗してみなきゃ分からないということでディーラーに行くことに。
30系オーナーが試乗した結果
私が注文したグレードは2.5LのZ 2WDで試乗車は同じ2.5L Zで4WDでした。エンジンのスペックはこちら。
グレード:Zグレード
駆動形式:4WD
メーカーOP:ツインムーンルーフ、ユニバーサルステップ
車両本体価格:5,598,000円
エンジン:2AR-FE 直列4気筒(30系と同じ)
排気量:2,493cc
使用燃料:レギュラーガソリン
最高出力:140(190)/6,000
最大トルク:236(24.1)/4,300~4,500
燃料タンク:65L(2WDは75L)
車両重量:2120kg(2WDは2060kg)
早速運転してみることに。まず、運転席に座ってみたら
「あれ、違うな…」
と感じました。何が違うのかというと、座った感触です。
30系よりも明らかにホールド性が良くなってました。
深く沈むという印象です。それでいて新型アルファードは身体が左右に動きにくかったんですよね。
ミニバンはロールに弱くアルファードの場合、カーブなどで身体が揺すられることがあったので改善しているようです。
いざ出発!エンジンをかけたら
エンジン始動などは気になりませんでしたが、低速で走ってみると、、
「静かになったかも⁉︎」
と言ってしまうくらい低速時の静粛性は素晴らしいものがありました。
ワンランク上の乗り味になったというか、とにかくボディーが変わった感じがしたんです。
60キロまではスムーズに加速して巡航速度になると、本当に静か。これは旧型と比べて鈍感な私でも分かるくらいの進化でした。
交差点やカーブなどでステアリングを切ってみると、軽いのなんのってスルスル曲がる感じで以前乗っていた90系ヴォクシーと同じくらい曲がりやすかったです。
ヴォクシーはステアリング径が小さいと思うので、そこまではいかないにせよ反応は確実に良くなっています。
長いカーブはロールを感じやすいミニバンですが、それもシートの良さもあってか全然気にならなかったですね。
アクセルを強く踏んでみた
ただ1つ気になったことがあって、長い上り坂や高速道路を走る時に強めにアクセルを踏むと思うのですが、今回の試乗でも踏んでみたら、、
「あれ?重い…」
そう感じるくらいスピードが出なかったんですよね。昔の軽自動車のような感覚です。
恐らく旧型と比べると100キロくらい重くなっているので、そう感じたのかもしれません。
ちなみに30系アルファードと40系アルファードの重量差は次の通りです。
■30系アルファード
ハイブリッド:2200kg前後(4WDのみ)
2.5Lガソリン:2000kg前後
3.5Lガソリン:2100kg前後
■40系アルファード
ハイブリッド:2200kg前後(4WDは+60kg)
2.5Lガソリン:2060kg
※全体的に50kgくらい重くなっています。
これを見るとガソリン2.5Lは、人1人分くらい重くなっていることが分かると思います。ハイブリッドは新型アルファードから2WDが追加されているので同じになっていますが、ガソリンエンジンと変わりません。
街乗りではパワー不足を全然感じない2.5Lがここまで変わるとは私も思っていなかったです。
音がガサつというか…
ブォーンという音が旧型よりも聞こえやすくなったような気がしました。実際に試乗した方の意見も聞きたいですね。YouTubeでもブログでも良いので気軽にコメントください。
それ以外は乗り心地も良くなっていますし、快適装備、安全装備も最新のものになっているので満足度は高いです。
でも、だいぶ運転しやすい車になったのは間違いありません。
ワインディングロード(グネグネした道)でもロールが感じにくくなっているので、
これがTNGAなのか!
と感じると思います。そのせいあってか時間を忘れて試乗してしまいました。
次の改良に期待すること
今回、私は2.5Lのガソリンモデルしか試乗していませんが、このエンジンは旧型30系アルファードのエンジンをそのまま使い回ししてるんですよね。
ギアも全く同じCVTで、ボディーが変わって重くなった分の改良もされてないから重く感じたのかなぁ…
普通、ギア比とかは2023年のフルモデルチェンジに合わせて変えて来ますよね。
それも無し。
あまり考えたくないですが2.5Lが売れるのを分かっていて、改良を加えずにコストを抑えたかったとしか考えられないです。
そうでもしないと80万円高いHEV(ハイブリッド)は売れませんからね。リセールでもガソリン車より値落ち率が高いので新車時の価値は上でも1年乗ったら80万円の価格差は縮まっていくのは明らかです。
私のようにガソリンとハイブリッドで悩んだら下の考えを頭に入れておいてください。
ハイブリッドの魅力、価格差、コスト、値落ち率をみて判断していただければと思います。
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今回の試乗動画はこちらになります。